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日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その7
今回は、日本製のBaaS:appiaries(アピアリーズ)のユーザー情報の取得について述べます。ユーザー機能の使い方の第4弾です。
appiaries(アピアリーズ)の Profile API
appiaries(アピアリーズ)の Profile API では、次のURLにアクセスして、ユーザー情報を取得します。
https://api-profiles.appiaries.com/v1/[データストアID]/[アプリケーションid]
そして、パラメータに access_token やユーザーデータの取得範囲(scope)を含めてリクエストすると、JSON データが返ってきますので、これを用いてユーザーデータを処理します。
「appiary_1_O_1.js」でのユーザー情報取得
「appiary_1_O_1.js」では、ユーザー情報取得用のURLは、Appiary オブジェクトの「profile_url」プロパティに格納しています。ユーザー情報を取得する際には、getUser()メソッドを実行します。
Appiary.prototype.getUser = function(settings){ if(this.user_token&&settings){ settings.data = settings.data||{}; settings.data.access_token = this.user_token; Appiary.x(this.profile_url,settings); } }
上記のコード中「Appiary.x()」とあるのは、XMLHttpRequest です。引数の「settings」の1つとして「onload」にコールバック関数を指定して、取得したユーザーデータを処理します。
「appiary_1_O_1.js」を用いたユーザーデータの処理
「お試しアピアリーズ・ユーザー投稿掲示板」では、Appiary オブジェクト生成時に、まずスコープとして"nickname"を指定しています。そして、コールバック関数で取得したニックネームをページに表示します。
appiary = new Appiary( '_sandbox', '[アプリID]', '[アプリトークン]', '[クライアントID]', 'nickname' ); login = document.querySelector('#login'); appiary.show_nickname=function(e){ if(typeof e.target.responseText=='string'){ var res = JSON.parse(e.target.responseText); login.innerHTML = res.nickname; } } appiary.getUser({'onload':appiary.show_nickname});
取得したデータを「JSON.parse()」でJavaScriptオブジェクトに変換しているところがポイントですね。また、その引数が「e.target.responseText」となっているところは注意。「e.target」が元となる「XMLHttpRequest」オブジェクトです。
次回は、JSONデータの作成がappiaries(アピアリーズ)ユーザーに限定されている場合の処理について述べます。
関連ページ
- 「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。」
- 「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その2」
- 「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その3」
- 「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その4」
- 「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その5」
- 「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その6」
関連リンク
- 「お試しアピアリーズ」
- 「お試しアピアリーズ・誰かの落書き」
- 「お試しアピアリーズ・ユーザー投稿掲示板」
- Gist : appiary_sign_1_0_1.js
- Gist : appiary.1.0.1.js
2013/09/03 (Tue.) Comment(0) appiaries
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