2024
11
22
2013
09
02
日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その6
今回は、日本製のBaaS:appiaries(アピアリーズ)のユーザー機能の使い方の第3弾です。
「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その4」では、次の5点をappiaries(アピアリーズ)のユーザー機能の要点としました。
- コールバックURLを設定する。
- JSONオブジェクトの作成権限を"SIGN IN"とする。
- ページに認証ページへのリンクを設定する。
- 認証後の処理を記述する。
- 投稿ボタンを押したときの処理を記述する。
今回は、4番目「認証後の処理を記述する。」の項目についてです。
コールバックURLに付加されるパラメータ
appiaries(アピアリーズ)では、ユーザー認証後に指定したコールバックURLにリダイレクトする際、認証ユーザーの権限に関する情報をクエリストリングとして付加します。アプリケーション側は、これらのパラメータを用いて appiaries(アピアリーズ)内に作成したコレクション(ファイル・JSONデータ)にアクセスさせます。
Authorization Grantで認可コードを取得する場合は「code」がクエリストリングに含まれ、Implicit Grantでアクセストークンを取得する場合は次のパラメータが得られます。
- access_token
- store_token
access_token は、ユーザーに関する情報を取得するときに使用し、store_token は、JSONデータやファイルのコレクションにアクセスするときに使用します。
「appiary_1_O_1.js」でのトークンの処理
「appiary_1_O_1.js」では、クエリストリングを見て、次のように「access_token」と「store_token」を取得します。
if(location.hash) { if(location.hash.match(/[#&\?]access_token=([a-zA-Z0-9]+)/)){ access_token = RegExp.$1; } if(location.hash.match(/[#&\?]store_token=([a-zA-Z0-9]+)/)){ store_token = RegExp.$1; } }
そして、それぞれ Appiary オブジェクトの「user_token」、「store_token」プロパティに値を格納します。
this.user_token = access_token; this.store_token = store_token;
Appiary オブジェクトに格納した値は、ユーザー情報やJSONデータの取得や作成の際に使用します。
次回はユーザー情報の取得について、その次はJSONデータの取得について述べます。
関連ページ
- 「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。」
- 「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その2」
- 「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その3」
- 「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その4」
- 「日本製BaaS:appiaries を使ってみる。その5」
関連リンク
- 「お試しアピアリーズ」
- 「お試しアピアリーズ・誰かの落書き」
- 「お試しアピアリーズ・ユーザー投稿掲示板」
- Gist : appiary_sign_1_0_1.js
- Gist : appiary.1.0.1.js
2013/09/02 (Mon.) Comment(0) appiaries
Comments