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電力使用状況API
前回の「東京電力管内の電力の需給状況」の記事では、「東京電力需給状況」のページを紹介しました。
今回は、「東京電力需給状況」のデータ元である「電力使用状況API」について説明しましょう。
「電力使用状況API」は、“東日本大震災に対し、自分たちの開発スキルを役立てたい”との「Hack for Japan」の趣旨に賛同して、Yahoo!デベロッパーネットワークで一般に公開されている API です。アプリケーションID さえ取得すれば、これを用いて、誰でも利用できるウェッブサービスです。
「電力使用状況API」からの出力は、XML、PHPserializ、JSON の3種類が用意されています。
リクエストURL
基本部分は、次のとおり。
http://setsuden.yahooapis.jp/v1/Setsuden/latestPowerUsage
これにパラメータを加えて、リクエストURL を作成します。
必須なのは、"appid"。したがって、最短のリクエストURL は次のようになります。
http://setsuden.yahooapis.jp/v1/Setsuden/latestPowerUsage ?appid=<あなたのアプリケーションID>
これで、最新の電力使用量と電力供給量がXML形式で取得できます。
JSON でデータを取得したい場合には、outputパラメータ、JSONP を利用したい場合には、さらに callback パラメータでコールバック関数を指定します。
http://setsuden.yahooapis.jp/v1/Setsuden/latestPowerUsage? appid=<あなたのアプリケーションID> &output=json&callback=callbak
過去の電力使用量と電力供給量を取得したい場合には、datetime パラメータで"yyyymmddhh"形式日時を付け加えます。
http://setsuden.yahooapis.jp/v1/Setsuden/latestPowerUsage? appid=<あなたのアプリケーションID> &output=json&callback=callbak &datetime=2011042519
レスポンス
リクエストを送るとXML形式では、次のようなデータが返ってきます。
<ElectricPowerUsage
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xmlns="urn:yahoo:jp:setsuden:latestPowerUsage"
xsi:schemaLocation=
"yahoo:jp:setsuden:latestPowerUsage
http://setsuden.yahooapis.jp/v1/Setsuden/latestPowerUsage.xsd"
>
<Area>tokyo</Area>
<Usage unit="kW">34100000</Usage>
<Capacity unit="kW">38500000</Capacity>
<Date>2011-02-13</Date>
<Hour>15</Hour>
</ElectricPowerUsage>
非常にシンプルな構造です。
JSON形式では、次のようになります。
{"ElectricPowerUsage":
{"Area" :"tokyo",
"Usage" :{"@unit":"kW","$":32910000},
"Capacity":{"@unit":"kW","$":40000000},
"Date":"2011-04-27",
"Hour":19
}
}
次回は、jQuery を用いて、「電力使用状況API」からデータを取得しましょう。
2011/04/27 (Wed.) Trackback() Comment(0) Yahoo! Web Services
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