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Google Visualization Query Table のページ処理
Google Visualization Table では、データソースとして Google Spreadsheets を利用できます。ローカルなデータをデータテーブルとして利用することもできますが、本格的なアプリケーションを構築するのなら、Google Spreadsheets を利用することになるでしょう。
Google Visualization Table でデータソースとして Google Spreadsheets を利用する場合には、クエリを発行して、そのレスポンスからデータテーブルを取得します。そして、これを数件ごとのページに分けて表示するには、テーブルオプションの設定を行います。このページナビゲーションを実現するための設定には、2つのやり方があります。1つは標準的ページ処理方法で、もう1つはカスタマイズによるページ処理方法です。
標準的ページ処理方法
標準的ページ処理方法は、Google Visualization Table があらかじめ用意しているページナビゲーションです。テーブルオプションの page プロパティの値を'enable'にするだけで、ページ処理が実現します。
この方法を用いたサンプルページは、「Google Visualization Query Table の標準ページ処理の例 」です。
カスタマイズによるページ処理方法
カスタマイズによるページ処理方法は、テーブルオプションの page プロパティの値を'event'にすることが前提です。このように設定することで、テーブルに page イベントが発生したときに実行される関数を登録することができます。
テーブルに page イベントが発生したときには、イベントオブジェクトの page プロパティの値を捕捉できます。「次頁」ボタンが押されれば「1」、「前頁」ボタンが押されれば「-1」がその値となります。この数値を使って、次に行うべき処理を決めます。
カスタマイズによるページ処理方法を行うのは、たいてい新しいクエリを発行する場合です。一度に取得するデータ数を制限しておき、必要に応じてクエリを再発行して次のデータを取得しようというものです。該当するデータの量は膨大だが、表示することになるデータが少ない場合、該当するデータのすべてを受け取るのは 無駄です。要求の多いデータを初めに表示しておき、必要に応じて次のデータを問い合わせられるようにしておけばよいでしょう。
この方法を用いたサンプルページは、「Google Visualization Query Table のページイベントの処理の例」です。
なお、該当するデータの多くを表示する可能性が高い場合には、ローカル側で該当するデータをすべて保持する「Google Visualization Query Table の標準ページ処理の例」で示す方法の方がよいでしょう
サンプルページ
Google Visualization Query Table の標準ページ処理の例Google Visualization Query Table のページイベントの処理の例
Google Visualization Query Table のページイベントの処理の例(wrapper版)
参考
Google Visualization TableTable Query Wrapper Example - Google Visualization Code Examples
Google Visualization API Reference
Query Language Reference
2010/10/19 (Tue.) Trackback() Comment(0) Google Visualization
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