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Google Visualization Query Language の関数を使ってみる。
前回の「Google Visualization Query で利用できる関数」 では、Google Visualization の Query Language でどのような関数を利用できるかを紹介しました。
今回は、その関数を使うとどのようなクエリのレスポンスがあるか調べてみましょう。
関数の1つにカラムのデータ個数を数える「count」というものがあります。これを使ってみましょう。下のサンプルページの「gVss_query_count.html」がその利用例です。
このページのソースは、他の Google Spreadsheets のシートや別のクエリにも流用しやすいように記述しています。次の id 属性を持つ DIV 要素の innerHTML の記述を変えれば、指定した Google Spreadsheets のシートや別のクエリを実行できます。流用したい方は、ソースを編集して下さい。このページへのリンクを設定していただけば、複製、改変は自由です。
・ss
・queryStatement
■ サンプルページ
gVss_query_count.html
上記のサンプルページでは、クエリの結果を drawメソッドを用いて、HTMLのテーブルで表示するとともに、最初の行の最初のカラムの値をアラート表示させています。
「select count(A)」のように集計関数を用いたカラムを1つしか指定していなければ、クエリのレスポンスのカラムも1つです。また、グループ化していなければ、行は1つだけです。したがって、行数、カラム数とも1つだけのテーブルの表示となっているはずです。そして、その1つだけの値がアラート表示されたのではないでしょうか。このように、クエリのレスポンスから取得する dataTable のデータは、二次元配列のような形式を取ることに注意しましょう。たとえ返されるデータが1つであっても、行とカラムのインデックスで場所を指定する必要があるのです。
2010/10/04 (Mon.) Trackback() Comment(0) Google Visualization
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